道悪レースに道悪得意の馬が出走する場合のポイント
競馬予想に馬柱から読む特定の条件を知っておくことは不可欠です。
たとえば、道悪得意の馬の場合を解説します。
以下の通り、ポイントを絞って記載します。
・馬場は時々刻々変化する
・芝ダートで真逆のスピード
・血統で知る道悪適性
では、じっくりと、ごらんください。
馬場は時々刻々変化する
馬場は時々刻々変化する
馬場状態、開催の初日と8日目では、特に、内側は荒れてきます。
また、その日の天気が降ったり止んだりしている場合、
馬場状態は、時々刻々と変化します。
JRAから馬場状態の変更について発表されますので、
これを聞き逃さないことです。
ターフヴィジョンに表示されますが、
一時的なので、タイミングよく、聞き逃さないようにしてください。
馬場が荒れると、どんな馬も走らないか?
というと、そうでもありません。
道悪(重馬場と不良馬場をあわせた言い方ですが)になると、
元気になる馬がいます。
荒れた馬場でも、ものともせずに走る馬もいます。
最近では、宝塚記念で1着をとった、オルフェーブルがそうです。
4コーナーを過ぎて残り200mで、
他の馬が外側の馬場があれていないところに逃げていました。
そこへ、空いた内側の荒れた馬場をものともせず、
」あの馬の豪脚で、一気に先頭に立ちました。
これには、驚きました。
結局、2着のルーラーシップに、
2馬身の差をつけて、悠々、ゴールしましたからね。
だから、馬場状態が荒れている場合、
逆の意味でも、つまり、これを得意とする馬もいるという意味ですが、
これを無視して競馬予想はできないでしょう。
馬場状態がどうか、道悪でも、それをものともしない馬か、などが
競馬予想には不可欠の要素です。
芝ダートで真逆のスピード
芝ダートで真逆のスピードとは?
馬場状態によって、芝とダートはスピードの出る馬場状態が異なるということです。
おおさっぱに言いますと、
芝の場合、良馬場がスピードが出ます。
ダートの場合、重馬場がスピードが出ます。
馬場状態については、詳しくは、
こちらをごらんください。
↓↓↓
馬柱のコース適性が読めるか?の記事「馬場状態がどうか?」
馬場状態は、良、稍重、重、不良と発表されますが、
実際は、それほど、きれいに状態が分かれるわけではありません。
実際は、不良でも、重に近い場合と、
そうでなくて、馬場が含む水分量がとてつもなく多い馬場状態とがあります。
不良でも水分量を最大に含んだ状態では、馬場が滑ってとてもじゃないけれど、
良馬場の走りとは全く違います。
次のレースを予想する場合、馬場がどんな状態か、それを確認する必要があります。
JRAの発表を信じてはなりません!
とはいいませんが、発表とは時間差がありますので、別の方法で確認します。
どうするか?
直前のレースを、以下のようなポイントをアタマに入れて、しっかり確認するのです。
・予想レースと同じ芝のレースか、あるいは、ダートのレースか?
・馬場のどのコースを走っているのか?
・内側を使っているか、外側に寄れているか?
・道悪得意の馬が勝ったか、走ったか?
などなど、競馬予想では、しっかり、確認すべき不可欠の要素です。
血統で知る道悪適性
血統で知る道悪適性、これは、必ず、そうなるというわけではありません。
血統から見た傾向とも言うべきものです。
血統から見る場合は、
普通、種牡馬、つまり、お父さん馬から調べていきます。
種牡馬が現役だったころの成績を調べていくと、
道悪得意かどうか、傾向が分かります。
仮に、そういう父馬の子供だった場合、
道悪得意の素質を持っている可能性があります。
オルフェーブル、現在では、最強馬でしょう。
この血統、ステイゴールドの血統は、道悪得意の血統です。
最近の宝塚記念で見せた走り、
これがその血統のあらわれでしょう。
他には、
キングカメハメハ、
それから、オペラハウス。
それにしても、宝塚記念、ルーラーシップは、キングカメハメハなんだけどねえ、
オルフェーブルの前を押さえてしまえば、勝てたかもしれない、なんて、幻想ですか?
逆に、道悪ぜんぜんだめ血統は、
アグネスタキオン、
ディープインパクト、
シンボリクリスエス
など、スピードタイプの馬は、道悪では、その良さを発揮することはできません。
競馬予想に血統は不可欠の要素ではありません。
予想の傍証、補強、再確認するような参考要素です。
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