人気買いはモトがとれない？
競馬予想はオッズで簡単に買い目を決めるのが、一番早いし、
迷いがないのですが、モトがとれないかも．．．
単勝オッズでも
複勝オッズでも、
とにかく、一番人気の馬を買うと、
調子のいい日悪い日がありますが、的中する確率は高いものがあります。
よし、じゃ、単勝一点張りでいくか！
と決意された方へ、以下の点、注意が必要です。
・トリガミとは？
・トリガミにならないためには？
では、じっくりと、ごらんください。
トリガミとは？
トリガミとは？
馬券を購入し的中すると、スカーッとします。
非常に気持ちのいいものです。
一点買いなら、的中すれば、モトはとれます。
最低でも100円モト返しになります。
ところが、人間弱いものですから、
自分の買い目以外の買い目を耳にすると、
ついつい、やっぱり、そうかな？
などと、レース前は自分の予想が的中するかどうか不安ですので、
違う買い目を二点、三点と買い増しします。
一般人、というか、単なる貧乏性だからかもしれません。
お金がないなら、買い増ししなければ良いのに、
と反省するのは、後になってからです。
賭けたお金が少しでも戻ってくるなら、
と買う馬券の数を増やします。
よし、これで、準備万端と気合が入ります。
さて、レースが始まり、自分の投票した馬が出走します。
ゴール前200mが勝負です。
「そのまま！そのまま！」
「させーっ、させーっ」
と応援の声が飛び交います。
そして、やったー！
自分の馬が1着になりました。
よっしゃ、とれた！
と手元を見ると、資金が減っています。
なぜか？
的中した馬券以外の馬券は全部はずれです。
的中した馬券の払戻金を受け取りました。
結局、資金は減っています。
これを、トリガミといいます。
この現実をしっかり、肝に銘じてください。
自己責任で、自分で根拠のある、信じきれる競馬予想をしましたか？
それが競馬予想の技術に磨きをかける、きっかけです。
トリガミにならないためには？
トリガミにならないためには？
オッズから見て、
一番人気一点買いであれば、
モトがとれるか、資金を失うか、
まさに、ギャンブル、賭けです。
これが馬券買いの基本です。
オッズが、単勝1.3、一点一万円で馬券を購入すると、
的中すれば、13000円になりますので、3000円は儲けになります。
ところが、
不的中であれば、一万円はなくなります。
百円なら、なくなってもかまいませんか？
一万円なら、惜しいですか？
どうですか？
一万円くらい捨て金にできますか？
もったいないでしょう？
競馬予想の買い目は、百円のつもりで、決定してはなりません。
一万円のつもりで決定してください。
でなければ、競馬予想の技術は、いつまでたっても上達しません。
それが、トリガミになる確率を減らします。
人気買いに走るのは簡単です。
しかし、買い目については、一万円を突っ込むつもりで、
その根拠をはっきりさせておいてください。
絶対と自信を持って言えるくらい、根拠を考え抜いて、決めた買い目ですか？
たとえ、そういう買い目であったとしても、
不的中の場合が、たびたび、ある、
いえ、ほとんど、そうなるのが、馬券買いの結果です。
どんなに、がんばって、いろんな賭け方を考えてみても、
モトをとることは非常に難しいというのが、
馬券買い経験者の誰に聞いても、同じ答えが返ってきます。
私は、そういう答えは信じていません。
馬券を買った人の買い目を決めた根拠を疑っています。
競馬新聞やスポーツ新聞、
競馬予想サイトなどの買い目を信じて、
あるいは、適当に自分の考えで、いじって、馬券を購入しているのではないか？
それは、競馬予想をしたことにはなりません。
単に、他人の買い目をたよりにしているだけです。
不的中の場合、他人をうらむことになります。
自分のお金がなくなったわけですから。
自己責任どころの話ではありません。
遊びとはいえ、
しょせん、資金がなくなるのは覚悟の上とはいえ、
やっぱり、回収できるに越したことはありません。
むやみやたらと人気買いに走ったり、
他人の予想をあてにするのが、それでいいのかどうか、
一息、ついて、よく考えて見ましょう。
馬券を購入するときは、アタマがカッカッしているときです。
こういうときこそ、落ち着いて、よく考える癖をつけましょう。
自分で言っておきながら、非常にむつかしいことは、よく存じ上げております。
ほとんど、修行の世界です。
競馬予想では、
しっかり根拠を持って、予想の甘さを排除することこそ、不可欠の要素です。
これが、無駄な馬券を減らし、トリガミを減らし、なくしていくことにつながります。
ただ、こうなると、遊びではなく、むしろ、修行にはなりますが．．．
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