競馬予想では、馬の調子を馬体重で読むことは肝心かなめです!
競馬予想では、馬の調子を馬体重で読むことは肝心かなめ、
きわめつけの大切なことです。
おまけに、
馬体重だけは、レース直前でしか発表されません。
発表直後に過去の馬体重を調べるようでは、レースに間に合いません。
馬体重の増減は過去出走していれば、事前に調べられます。
発表を聞いて判断するのは、
増加か、変わらずか、減少か、の三つの条件のどれに当てはまるか?
準備作業として、
その条件別の成績を総合評価できているかどうか、
これが肝心です。
その評価のポイントについて以下の通りです。
・増は調子が良い証拠って?
・レース当日以外も発表することがある!
・調教コメントと合わせて考えると...?
・馬体重が減った場合の注意点は何か?
では、じっくりと、ごらんください。
増は調子が良い証拠って?
増は調子が良い証拠って?
人間と同じです。
人間でも体重が減るのは、
何か病気にかかっているんじゃないか?
とか、
何か人には言えない心配事があるんじゃないか?
とか、
恋わずらいか?
などと、体重が減る原因が普通に言われますし、
実際も、何か原因がある場合が多いものです。
調子のいいときは、ご飯もおいしいし、運動もできるし、仕事もバリバリやれます。
疲れることはありますが、寝れば、たいていは、回復します。
馬も、同じことです。
サラブレッドと一般人を比較するのは、サラブレッドに申し訳ありません。
一般人より、陸上競技、特に、100mのスプリンターなどがふさわしいのでしょうか?
馬がレースで、存分に、その持てる能力を発揮するためには、
適正な体重があります。
もちろん、一頭ごと、その値が違います。
調子がいいと、たくさん食べるし、
うまやことばでは、これを「飼い食いがいい」と言います。
そして、体重も増えます。
ところが、調子がわるいと、どうなるか?
人間もあまり食欲がわかないのと同様、
食欲が出ず、食べなくなるので、体重が減ります。
馬体重は、馬の調子をよくあらわしていますので、
発表も、レースの直前です。
だから、
競馬予想には、馬体重の増減は、不可欠の要素です。
レース当日以外も発表することがある!
レース当日以外も発表することがある!
前の記事で、馬体重の発表時刻は、レースの直前と書きましたが、
具体的には、
レースのある競馬場では、アナウンスがあります。
馬体重アナウンス時の内容は、
馬体重そのものと
前走時の馬体重との差がアナウンスされます。
前走時の馬体重との差が0sの場合は、「増減なし」とアナウンスされます。
馬体重の単位は、2s単位です。
競馬場のターフヴィジョンには、
馬体重とともに、
前走時の馬体重との差が、プラスマイナス(±)で表示されます。
これもずっと表示しているわけではありません。
しばらく表示していると、別の画面に変わります。
だから、馬体重を発表するのは、1回きり、レース直前ですから、
聞き逃さないように、
見逃さないように、
しっかり、確認してください。
競馬予想に不可欠な情報は、確認の行動もすばやく、足でかせいでください!
ただし、その馬が、凱旋門賞やドバイや香港のレースなど、
海外のレースが前走であった場合は、
馬体重のみ発表され、増減は発表されません。
なお、当日以外に馬体重を発表するレースは、
・GT
・金杯(東(中山金杯)と西(京都金杯)があります。)
があります。
発表時期は、レースが行われる週の調教終了後ですから、
だいたい、水曜日か木曜日になります。
馬体重は毎日変化しますので、あくまで、参考とみなしてください。
事前の馬体重の発表を聞いたから、
当日のレース直前の馬体重の確認はしなくてよいというわけではありません。
競馬予想するには、逆に、馬体重の事前の発表は見逃しても、
レース直前の馬体重の確認は、必要欠くべからざる、不可欠の要素です。
調教コメントと合わせて考えると...?
調教コメントと合わせて考えると...?
調教コメントとは、競馬新聞などの調教師など厩関係者のコメントをさします。
「ひとたたきしてから」
などといいます。
これは馬体重との関係では、たとえば、10kg以上体重が増加している場合、
その馬の目標とするレースの前に、一度レースに出走することをさします。
あるいは、
休養明けで一度レースに出走することです。
たとえば、通常、
斤量、つまり、負担重量で1kgが0.2秒に相当するといわれています。
10kg以上体重が増加しているということは、
適正な体重+斤量10kgを背負って走るようなものです。
これは、とても、いいタイムを期待できません。
10kgという体重は、一度のレースで減るわけではありませんが、
「ひとたたきしてから」というのは、
馬体を引き締めることが目的です。
「ひとたたきしてから」、つまり、馬体を引き締めるというのは、
そのまま目標とするレースに出走すると、
いいタイムが出せない可能性があるからです。
だから、「ひとたたきしてから」というコメント直後の1レース目の馬券は、
買う場合は、注意が必要です。
レースの目的は、勝つことにありませんから。
ちなみに、調教本数が少ない場合も、同様に、注意が必要です。
ちょっと、混乱させてもうしわけありませんが、
馬体重が増加していると、タイムが期待できず、勝ちも期待できないかというと、
そうでもありません。
その馬の出走計画、ローテーションが、ハードであった場合、
それでも、馬体重が増加しているとすると、
これは、かなり飼い食いがいい、かなり好調とみていいのです。
だから、馬体重増加、だから、買わないという、単純な結論はありません。
馬体重が減った場合の注意点は何か?
馬体重が減った場合の注意点は何か?
体重が減る場合は、人間と同じで、
連闘(毎週連続して出走していることです。)して、疲れているとか、
出走計画、ローテーションがかなりきついとか、
そういうことのために、飼い食いが落ちている。
食欲を失っている、状態になります。
前走勝ちでも、馬体重が減っている場合は、
調子が落ちている可能性があります。
減るとはいっても、2kgや5kgでは、注意する必要はありません。
10kg以上減った場合、その原因をおさえておくことです。
原因をおさえるといっても、確かにこれだ!
といった、おさえかたはできません。
わたしたち一般の人間には、情報の入手方法は限定されていますので、
調教は強目ではなかったのか、
長距離輸送だったのか、
などの情報から、馬体重は減っているが、大丈夫そうだと推定するしかありません。
馬齢も考慮する必要があります。
2歳や3歳のころ、人間で言えば、中学生か高校生くらいのころですが、
成長期のまっただなかですから、馬体重が増えるのは、当然のことです。
だから、馬体重そのものは、だいたい500kg前後ですから、
10kgくらい増加するのは、珍しくありません。
2%!
人間の場合、体重60sなら、1.2sになりますが、
気になりますよね?
ダイエットしなければ、とか、対策を考えます。
ところが、成長期を過ぎたころからは、
適性な馬体重がわかりますので、
これに比べ、
減っている場合は、減って当然の理由がないかぎり、
調子がわるいことにつながる、原因があるはずです。
それをみきわめることは、競馬予想には、不可欠の要素です。
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